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KL WORLD5s大会詳細(2003年6月、マレーシア・クアラルンプールにて)


<ウズベキスタンに勝利のゴールのあと、喜ぶ鈴村と木暮・・大会サイトの写真より>

KL WORLD5sとは、マレーシャがスポーツ振興のために世界12カ国の強豪を集めて開催したフットサル大会で、日本にとっては、1ヶ月後の日本開催アジア大会の事前強化として、ちょうど良い大会であった。(注:実際にはSARSの影響で日本開催は中止となり、イランに変更された。また、この大会自体、SARSの影響が心配された。)

参加国は以下のとおり。

予選リーグA組:ブラジル、タイ、南アフリカ
予選リーグB組:アルゼンチン、日本、インドネシア
予選リーグC組:ウルグアイ、グアテマラ、マレーシア
予選リーグD組:イラン、ウズベキスタン、イングランド

日本のB組にはアルゼンチン、A組にブラジル、C組にウルグアイと南米チームが揃った。また、D組には、日本のライバル、イランがいる。 日本としては、アルゼンチンを破って、なんとか1位でB組を通過したいところ。 さて、日本のメンバーであるが、前回のオーストラリア遠征とほぼ同じメンバーで、すっかり定着した感がある。

<メンバー>
GK 川原 永光:田原FC
GK 岩坂 浩行:大分エスペランサ
FP 市原 誉昭:PREDATOR
FP 相根 澄:PREDATOR
FP 藤井 健太:MAG
FP 前田 喜史:CASCAVEL
FP 鈴村 拓也:MAG、当時は神戸ハーバーランドFC
FP 金山 友紀:CASCAVEL
FP 木暮 賢一郎:FIRE FOX
FP 難波田 治:FIRE FOX
FP 松田 和也:旭屋
FP 渡辺 淳一:mf

<予選リーグ>
初戦はインドネシア相手で、前半2分に先制されるが3分、藤井のゴールで同点に追いつくと、6分に金山友紀が逆転打、その後も藤井、金山、渡辺が2得点など、9−1で快勝した。
続いてのアルゼンチン戦は、さすが相手は世界ランク9位、そう簡単には点を入れさせてくれなかった。むしろ、開始早々、ミスから先取点を献上。その後もアルゼンチンのボール支配に悩まされ、攻めたときには逆にカウンターを食らい0−2と苦しい戦いとなった。ようやく、渡辺が1点を返したが、地力に勝るアルゼンチンに1−5と敗れ、1位トーナメント進出はならなかった。

<プレート:2位トーナメント>
プレートの部は、D組2位のウズベキスタンが相手となった。ウズベキスタンとはアジア選手権で対戦しており、通算2勝1引き分けと相性がいい。
前半の半ば、前田が第2PKを決め先制、その2分後には相根が決めて、2点リードで前半を折り返す。後半に入っても一度は追いつかれたが、最後は木暮が決めて、3−2で決勝進出を決めた。
プレートの部、決勝の相手は是非勝っておきたいタイと対戦となった。タイは、グアテマラを破っての決勝進出。
前半9分、渡辺からのスルーパスを受けた木暮がキーパーをかわすドリブルで技ありシュート、先制した。15分には左サイドの難波田が折り返したセンタリングに、市原誉昭がスライディングで合わせ2点目。しかし、タイも1点を返して前半は2−1で終了。 後半は、激しい攻防戦となる。5分にタイが同点に追いつくと、日本も8分、相根の振り向きシュートで勝ち越し。さらに10分には、ゴール前の混戦から藤井が押し込み、4点目。結局のこの1点が効いて、4−3で日本が勝利、プレートの部で優勝した。
なお、カップの部(1位トーナメント)決勝は、アルゼンチン対ブラジルとなり、アルゼンチンが3−2でブラジルを破り、優勝した。

<総括>
6月3日 対インドネシア<9−1>○ 藤井2、金山2、渡辺2、市原、鈴村、前田
6月5日 対アルゼンチン<1−5>● 渡辺
6月6日 対ウズベキスタン<3−2>○ 前田、相根、木暮
6月8日 対タイ<4−3>○ 木暮、市原、相根、藤井

日本としては、プレートの部(2位トーナメント)とはいえ、優勝を経験したことは大きかった。大きな自信となったと思う。