| オーストラリア遠征詳細(2004年3月、オーストラリア シドニーにて) |
 <オーストラア第1戦は日本が9−1で勝利>
11月のタイランド5で好スタートを切ったサッポジャパンはそのあと、しばらくお休みに入る。選手達はそれぞれのチームで全日本選手権を戦うことになるからである。年が明けて2月、その全国大会に出場した日本代表のメンバーは以下のメンバーであった。
前田、金山:CASCAVEL
難波田、木暮:FIRE FOX
藤井、鈴村:MAG
比嘉:BANFF TOHOKU
タイ遠征の代表メンバー14名中実に7名が出場、しかもお互いが戦った。
CASCAVEL<2−1>BANFF TOHOKU:予選リーグ
FIRE FOX<1−0>MAG:予選リーグ
FIRE FOX<1−3>BANFF TOHOKU:決勝
結果は、BANFF TOHOKUが優勝、FIRE FOXが2位となったが、代表各選手はそれぞれ良いパフォーマンスを見せ、代表効果を国内の大会にもたらすこととなった。
そうこうしているうちに、3月を迎え、世界選手権予選のアジア大会が1ヵ月後に迫って来た3月19日、20日にオーストラリア遠征が組まれた。強化のためのオーストラリア代表戦である。
<メンバー>
GK 川原 永光:田原FC
GK 石渡 良太:SHARKS
FP 鈴村 拓也:MAG
FP 相根 澄:PREDATOR
FP 難波田 治:FIRE FOX
FP 前田 喜史:CASCAVEL
FP 藤井 健太:MAG
FP 市原 誉昭:PREDATOR
FP 稲田 佑介:CASCAVEL
FP ヒカルド 比嘉:琉球FC
FP 金山 友紀:CASCAVEL
FP 木暮 賢一郎:FIRE FOX
FP 稲葉 洸太郎:渋谷ユナイテッド
FP 小野 大輔:FUTURO
*メンバーとしては、稲田、小野、稲葉、石渡の4人が新たに選出された。稲田、小野は全国大会の活躍が認められての選出であった。また、石渡は関東リーグでの活躍、稲葉は若手育成の観点の選出と思われる。
<3月19日初戦>
先発は、難波田、市原、藤井、木暮、GK川原、最初は日本は固かった。すでに昨年、オーストラリアとは戦っているので、固くなるはずはないのだが、やはりアウエーである。オーストラリアのフィジカルの強さで強引に押してくるプレスに手こずった面もあった。
そんな固さを吹き飛ばしたのが、タイ以来すっかりピヴォに定着した木暮であった。前半10分近く、難波田のピヴォ当てから木暮得意の振り向きシュートが決まって先制点を奪う。
その1分後、同点にされるのだが、今度は初選出の稲田がミドルシュートを決めるなど、前半は3−1リードで折り返す。
後半になるとオーストラリアの押しにも慣れてきて、日本が得意の形に持ち込む場面が増えて来た。早いパス回しからの攻撃やセットプレーの約束ごとが決まるなど、おもしろいように点が決まって木暮はハットトリックを達成、結局、9−1で初戦をものにした。
しかし、失うものもあった。石渡がポストと激突して右足首の靭帯を切るアクシデントに見舞われ、石渡は結局、その後、試合に出ることは出来なかった。
<3月20日第2戦>
前日の試合もそうだったのだが、オーストラリアはかなり強いプレスをかけてきて、ラフなプレーも多いので、荒れた試合になるのではないか心配された。
予想どおり、前日が屈辱的な大敗だったこともあってか、オーストラリアはラフに仕掛けて来た。これに対して、日本は、なんとか無事に済ますよう防戦したが、結果は2−4で敗戦、市原が左ひじ、相根が左足の靭帯をそれぞれ損傷するケガまで負っての第2戦となってしまった。
<総括>
3月19日 対オーストラリア <9ー1>○木暮4、前田2、難波田、藤井、相根
3月20日 対オーストラリア <2−4>●難波田、木暮
初戦は本遠征前の合宿で練習した形、戦術が決まった部分が多くあり、かなり有意義な試合となったようである。しかし、2試合目は重要な2人のキーマンをケガで
失うことになり、初戦の石渡と加えると3人のケガ人が出たわけで、世界選手権予選に向けて暗雲がただよう結果となってしまった。しかし、これも経験である。実際、あとの話になるが、アジア大会には3人目のキーパーを帯同することになった。
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